今年最後のAliEatersをソフトバンク社の竹芝本社ビルの25階をお借りして開催しました。オープンカフェ風のスペースを使っていつも恒例の乾杯からスタートしました!
お話の中心はやはり生成AIでした。Alibaba Cloudの生成系AIをローコードで簡単に利用開始できるModelStudioのお話から始まり中国のオープンソース生成AI Qwenの最新動向のお話、スポンサーセッションでもNetSkope社の生成系AIの企業活用状況とセキュリティのお話と生成系AIのお話が盛りだくさんでした。
Alibaba Cloudの藤川さんよりModelStudioの概要と実際のデモが行われました。Alibaba Cloudでも他社パブリッククラウド同様にさまざまなLLMを活用してRAG環境やAgentを簡単につくれるプレイグランド機能が用意されていてとても使いやすそうでした。
スポンサーセッションではNetSkopeの河野さんよりNetSkope社の紹介が・・・少しだけあって、そのあと生成系AIの企業内での活用やセキュリティ問題のお話をいただきました。生成系AIはアジア地域で93%の企業が使っているとか。日本だけだとそこまで行っていないのでやはり日本は遅れていますね。
AliEaters運営メンバーの岡崎さんより「みんなが行けなかったApsara Conferenceに行ってみた。」と題して昨年2023年に単独で中国杭州市で行われたApsara Conferenceのお話がありました。本当なら昨年12月のAliEatersで発表いただく予定でしたが1年経過してしまいました。2024年のApsara Conferenceも今年行われてます!
なんとAlibaba Cloudがサービス開始されて2023年で14年だそうです。今年は15周年だったのですね。2019年にAliEatersでツアーを行ったことがあるのですが、その時代にくらべて参加者がだいぶん少なかったそうです。でも会場の規模は大きくなっているようですよ!オンライン&オフラインの開催が通常化した影響でしょうかね。
続いてLT2では「VMwareに代わるプライベートクラウド"ZStack"」ということでAlibaba Cloud Japanの王さんよりVMware移行ソリューションを紹介いただきました。VMwareの移行問題は来年にはピークに達するのでしょうか。ニーズがありそうです。ZStackではサーバー台数も少ない環境でVMwareからの移行環境が構築できるようで期待できそうです。
LT3では毎回恒例のChikaさんによる生成系AIのレポートがありました。今回も最新LLMリーダーボードでQwenの性能評価データを紹介いただきました。オープンソースのLLMとしてはQwenの日本語能力は最高クラスだそうで日本国内でも実は活用している企業がいそうです。
取りはAlibaba Cloud MVPの工藤さんよりMVP活動報告がありました。でもまさかまさかの本業専念するという宣言が最初にあって・・・MVPは卒業されてしまうそうです。2024年も大量のAlibaba Cloudに関するブログ記事を執筆されていたのに本当に残念でなりません。若手の台頭を期待したいところですね。工藤さん永い間のMVP活動お疲れ様でした!
2024年のAliEaters活動は3月、6月、12月の3回しかできませんでしたがAlibaba Cloud Japanさんのご支援も継続していただけるとのことですので、皆さんとアイディア出して2025年は活動拡大と面白いことやりたいと思います。今年参加できなかった皆さんも来年こそは参加お願いします!